2013年2月解離性障害という病気と出会いました。
本来一つにまとまっている意識や知覚、記憶、アイデンティティ(自我同一性)と
いったことが、一時的にバラバラに、失われてしまう疾患です。
自分が自分でないような感覚が失われている状態
あるできごとの記憶がすっぽり抜け落ちていたり
まるでカプセルの中にいるような感覚がして現実感がない
いつの間にか自分の知らない場所にいるなど、さまざまな症状があり
解離により日常生活が困難となり、対人関係が築けなくなる
ネグレスト、いじめ、レイプ
事故や災害の体験、殺人現場の目撃、長期に渡る恐怖体験といった
強いストレスによって発症するケースがあります。
解離性障害は、心に深い傷を受けた体験(トラウマ)が発症の原因となり
耐えられない苦痛を自分から切り離し、心を守ります。
自己の身体や感情、記憶、意識などの要素を正常に調整できなくなり、
解離(分離)してしまいます。自分では抱えきれない苦痛や葛藤を
心から「切り離す」ことで心を守り、その時を生き延びる防衛手段でもある。
だがそのことで、後に自分としてのまとまりがなくなり生活に支障が出てしまう。
切り離した記憶や人格は、つらい時を身代わりになって救ってくれた存在でもある。
解離性障害は何人かの人格に分離され複数存在する
年齢は様々で、幼少期の人格、幼稚園児の人格
小学生、高校生の人格、社会人の人格や隠れている人格があります。
- 離人症:自分を外から眺めているような現実感や自分が自分である感覚が乏しくなる健忘やフラッシュバック、感情麻痺、離人感・現実感消失などの解離症状がみられる
- 解離性健忘:記憶の一部が抜け落ちる。ストレスに満ちた出来事の記憶に空白があったり、すっかり思い出せない
- 解離性遁走:突然遠くへ移動し、自分の名前や家族などの重要事項を忘れる
- 解離性混迷:外的刺激の反応が弱まり、自発的な言動がみられなくなる
- 転換性障害(体の症状)さまざまな形での運動や感覚の障害が出ます。
- トランスおよび憑依障害
- 解離性運動障害
- 解離性けいれん
- 解離性知覚麻痺および感覚脱失
- 混合性解離性[転換性]障害
- 他の解離性[転換性]障害
- ガンザー症候群
- 小児期あるいは青年期にみられる一過性解離性[転換性]障害
-
解離性同一性障害:複数の人格を持ち、それらの人格がその時々で現れるものです。別の人格が現れている間はその記憶がない場合が多く、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。他人から見ると外見は同じ人なのに、性格、口調、筆跡など様々なものが異なります。そのため、性格の多面性とは別物であることに注意が必要です。
<解離性障害のへ依存症>
①うつ病
強いうつ症状のストレスに圧倒され、解離症状が出ることがあります。
②不安障害
不安に圧倒される場合のほか、特に多いのが「パニック発作」強い発作に圧倒され、解離症状が出る事があります。
さまざまな陽性症状などに圧倒されることがある